セイコーは2026年6月18日の公式リリースで、Presage Classic Seriesにより文化的な軸を与えました。今回加わる4つの新作は、群馬県の富岡製糸場周辺で受け継がれる富岡シルクに着想を得ており、その物語を今の市場で扱いやすい38.0mmケースに落とし込んでいます。
デザインと素材
中心となるのは、Seiko Presage Classic Series "Tomioka Silk Promotion Organization" Limited Edition HCC008です。ダイヤルは富岡シルクの質感と光沢を表現し、ピンクゴールドカラーのケースとダークブラウンのレザーストラップは歴史的な製糸場のレンガ外観を想起させます。セイコーによれば、繊細なテクスチャーを施したベゼルも上品さを強める要素です。
限定モデルに加えて、HCC001、HCC002、HCC003も通常ラインとして登場します。3モデルはいずれもスーパーハードコーティングを施したステンレススチールケースを採用し、HCC001とHCC002はブレスレット仕様、HCC003はレザーストラップ仕様です。これにより、Tomioka Silkというテーマは単発の記念モデルで終わらず、シリーズとして広がります。
技術仕様
4本すべてに機械式キャリバー6R51を搭載し、約72時間のパワーリザーブを確保しています。ケース径は38.0mm、厚さは12.9mm。米国での価格はHCC008が1,150ドル、HCC001、HCC002、HCC003が各950ドルで、HCC008は2,000本限定です。
Horomagの視点
この新作の巧さは、シルクの物語だけにありません。セイコーはPresageの間口を小ぶりなサイズで広げながら、日本のクラフト性をきちんと伝える文脈も用意しました。感情面の主役はHCC008ですが、ビジネス面ではテーマを限定版だけで終わらせず、4本の家族にしたことのほうが重要かもしれません。