2026年4月14日にGrand Seikoが発表したSpring Drive U.F.A. Ushio 300 Diverは、6月に店頭展開が始まった今も2026年を代表するスポーツウォッチの新作のひとつです。新しいSLGB023とSLGB025は、超高精度Spring Driveの思想を300m防水ダイバーに落とし込みながら、ケース径40.8mmというGrand Seiko最小クラスのダイバーケースを実現しました。
デザインと素材
Grand SeikoはUshioダイヤルの世界観を維持し、潮の流れを思わせるテクスチャーとグラデーションで2モデルを明確に描き分けています。SLGB023は深海へ差し込む光を思わせるブルー、SLGB025は沿岸の浅瀬を連想させるグリーンが特徴です。ケースとブレスレットにはHigh-Intensity Titaniumを採用し、軽さを確保しながらブランドらしいシャープな面構成を保っています。
サイズ感も重要なポイントです。直径40.8mm、厚さ12.9mmという数値は、Grand Seikoのダイバーとして非常に扱いやすい領域に入ります。さらに新しい微調整機構付きクラスプによって、日常使いの快適性も一段と高まりました。
技術的ハイライト
最大の見どころは新しいSpring Drive Caliber 9RB1です。Grand Seikoは年差+/-20秒、月差ではおよそ+/-3秒という精度を公表しており、ぜんまい駆動の腕時計として極めて高い水準に位置します。加えて72時間のパワーリザーブ、33石、長期使用後の補正を見据えたレギュレーションスイッチも備えています。
ダイバーとしての基本性能も明快です。300m防水、ねじ込み式りゅうず、スクリューバック、内面無反射コーティング付きサファイアクリスタル、4,800 A/mの耐磁性能を備え、旅行用にも日常用にも実用的な一本にまとまっています。
Horomagの視点
この新作の本質は精度の数字だけではありません。Grand Seikoがその精度を本当に着けやすいダイバーケースへまとめた点こそ重要です。大型化が続く高級ダイバー市場の中で、SLGB023とSLGB025は技術、サイズ、デザインのバランスで差別化しています。2026年のチタン製ダイバーを語るなら、まず候補に入れるべき2本です。
情報源
Grand Seiko公式プレスリリース
Grand Seiko SLGB023 製品ページ
Grand Seiko SLGB025 製品ページ