カシオは2026年10月22日、1983年のDW-5000Cをアナログで継ぐGMC-2500とGAC-2500を発表した。重要なのは液晶を外したことではない。太い針、スモールセコンド、3セルのMulti-Mission Dateで、初代の機能階層を組み直している。

30秒で見るコレクター判断

両系列は20気圧防水、耐衝撃構造、30分ストップウォッチ、LED、2099年までのフルオートカレンダーを共有する。GMCは金属ベゼルと複数のバンド、GACはバイオマスプラスチックで黒モデルは47 g。素材感ならGMC、軽さならGACだ。ソーラーとBluetoothはなく、風防はミネラルガラス。

一つの窓が複数の状態を示す

3時位置の3セル表示は、モードに応じて日付、計測分、設定情報を示す。液晶なしで多機能性を残す仕組みだ。9時位置の秒針は省電力のため停止できる。見える部品が装飾ではなく状態を説明する点に、初期G-SHOCKとのつながりがある。

カシオ G-SHOCK GMC-2500およびGAC-2500
3セル窓はモードに応じて役割を変える。

技術の核心はShock Release Hand

分針は軸へ直結せず、磁力で保持される。衝撃を受けると一時的にずれても数分で正しい位置へ戻るとカシオは説明する。これは通常のアナログ時計の静止感ではなく、復帰を前提にした耐衝撃機構だ。

カシオ G-SHOCK GMC-2500およびGAC-2500
GMC-2500D-1Aは金属ベゼルと鋼製ブレスレットを採用。

金属と樹脂で所有感が分かれる

GMC-2500D-1Aは46.7 × 43.8 × 12.9 mm、鋼製ブレスレットで138 g。GAC-2500-1Aは46.7 × 44.5 × 12.7 mm、47 g。ともにCR1025で約2年、ミネラルガラス、月差±15秒だ。面積は近いが、重量感は大きく異なる。

カシオ G-SHOCK GMC-2500およびGAC-2500
GAC-2500-1Aは同じ思想を47 gの樹脂ケースで表現する。

腕上で確認したい点

9型は黒、ブルーグレー、銀、金、緑、白、黄を展開し、発売は2026年11月。地域価格と在庫、衝撃後の針位置、操作感、約44 mmの幅が腕にどう収まるかは実機で確かめたい。