ヴァシュロン・コンスタンタンはコンパクトなOverseasの設計思想を変えたわけではないが、その存在感をより明確にした。深い赤のスティールとモノクロームのピンクゴールドが34.5mmモデルをこれまで以上に意志のあるものに見せている。

Vacheron Constantin Overseas Self-Winding 34.5mm steel
スティール製Overseas Self-Winding 34.5mmの公式ライフスタイル画像。

公式に確認できること

公式ページによれば、ケース径は34.5mm、厚さは9.33mm、防水性能は150m、搭載ムーブメントは40時間パワーリザーブのcalibre 1088/1。Overseasらしいインターチェンジャブル仕様も維持される。

なぜ重要か

Hodinkee、WatchTime、Time+Tideはいずれも、この発表を技術革新よりも市場シグナルとして捉えている。小径Overseasが周辺モデルではなく、コレクションの本流になりつつあるという見方だ。

Vacheron Constantin Overseas Self-Winding 34.5mm pink gold
Official image of the pink-gold Overseas Self-Winding 34.5mm.

Horomagの見方

特にレッドダイヤルのスティールは、Overseasの言語を崩さずに色で勝負した点が強い。ピンクゴールドはよりクラシックだが、コンパクト路線の正当性を補強している。

Horomag take

要点は明快だ。VacheronはOverseasを妥協で小さくしたのではなく、目的を持って磨いている。そこにこの新作の意味がある。